歌詞集

2020-06-14 09:00:00

想い 届け あなたのもとへ
咲いて 咲いて くれないの花
二度と 会えぬ おもかげ恋し
今宵 手向け 打ち上げ花火

かなし かなし と ひぐらしが
夕まぐれ ないている
さようなら 現し世よ
たましいは いずこへ帰る

想い 届け 願いのさきへ
涙 燃えて きんいろの花
あがれ あがれ 闇夜の果てへ
照らせ 照らせ かなしみの海

泣くな 泣くな と 彼岸花
風の中 揺れている
ふるさとの まもりがみ
たましいは 天へと昇る

想い 届け あなたのもとへ
咲いて 散って なお惜しむ花
あがれ あがれ
わたしのいのち 尽きて
ふたたび めぐり遇うまで

あがれ あがれ
祈り 届け
あがれ あがれ
祈り 届け

あがれ あがれ あがれ あがれ
あがれ あがれ あがれ あがれ

 作詞:やなせなな

アルバム『夜が明けるよ』(2016年)、『日々の縁側~Remake songs~』』収録
©Studio Tabby

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2020-06-13 09:00:00

あなたが生まれた町の名前
教えてください
たとえ 遠く 遠くなっても
呼びかけて 恋しい ふるさと

風に舞う 白い花は さくら
並木道 走る子どもたち
幼き日 あなたが遊んだ
れんげ畑を 渡る風

激しい雨は やがて上がり
照りつける日ざしのもと
耕す土に 両手を合わせ
豊かに実れと願う

わたしが育った村のことば
聞いてください
今は 遠く 背を向けている
ほんとうは なまりさえ いとおしい

わたしが なくした道を
どうか 探してください
たとえ二度と 戻れなくても
こころは帰るよ ふるさと

コオロギが啼く 川のほとり
黄金色 稲穂は揺れる
山の端が 赤く染まるころに
まつりばやしが 聞こえる

ひとびとは 酒 酌み交わして
夜更けまで 唄い 踊る
鬼さん こちら 手のなる方へ
今年もまた 秋惜しむ

あのひとが眠る町のはなし
聞かせてください
胸に深くしまい込んでも
聞こえるこだまは ふるさと

あなたがなくした道を
どうか 見つけてください
たとえ二度と 帰れなくても
あなたの いのちに ふるさと

たとえ 遠く 遠くなっても
呼びかけて 恋しい ふるさと

作詞:やなせなな
アルバム『夜が明けるよ』(2016年)、『日々の縁側~Remake songs~』』収録
©Studio Tabby

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2020-06-12 09:00:00

見上げれば どこまでも 青空
光は なないろ きらきら
ルルルルル ルルルルル
あたらしい いちにちがはじまるよ
なにかいいことあったらいいな

目覚まし時計が 鳴る前に
キッチンに立つ お母さん
寝ぼけまなこを こすりながら
お弁当 作るよ

朝が来るのも 待ち遠しい
恋に恋する あの子
彼を見つけた 通学路
おはよう も 言えずに

 誰も気づかない この想い
 いつか 伝えられますように

見上げれば どこまでも 青空
光は なないろ きらきら
ルルルルル ルルルルル
あたらしい いちにちがはじまるよ
なにかいいことあったらいいな

朝のホームの 人波に
のみこまれそうな 僕
手のひらからこぼれおちた
夢よ サヨナラ

コーヒーいっぱい
心を込めてお待ちしてます
お空の君に見えるかな
― がんばるからね

 誰かのために できることを
 きっと 見つけられますように

ベッドに眠るぼくを見ると
涙ぽろぽろ おかあちゃん
だいじょうぶ ぼくはほんとに
痛いときしか 泣かない

 この世でいちばん だいすきな
 おかあちゃん ずっと 笑ってね

振り向けば どこまでも 青空
君は なないろ きらきら
ルルルルル ルルルルル
記念日は もうはじまっているみたい
きっといいことあるでしょう

ルルルル ルルルル
あたらしい いちにちがはじまるよ
なにかいいことあったらいいな

君に
いいことあったらいいな

 

 作詞:やなせなな

アルバム『夜が明けるよ』(2016年)収録
©Studio Tabby

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2020-06-11 09:00:00

遠くから ひかりが射す
朝を待つ 木々の葉にも
打ち寄せる 波の上にも
あなたの暮らす街角にも

遠くから ひかりが射す
かなしみを胸に抱えて
泣き疲れ 眠るあなたの
きのうの傷口にも

呼びかけるように
寄り添うように
おはよう おはよう

あなたに わたしに
訪れる ただ一度の朝
照らされて 目覚める いのち

闇の中 ひかりが射す
ひとしれず 散りゆく花たちも
冬を越え 大地にかえり
あらたな実り 育む

呼びかけるように
いとおしむように
おはよう おはよう

もう 夜が明けるよ



作詞:やなせなな
アルバム『夜が明けるよ』(2016年)、『日々の縁側~Remake songs~』』収録
©Studio Tabby

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2020-06-10 09:00:00

ひとりぼっちのランチタイム あなたのことを思う
“今どこで何をしてるの?”
伝えたい気持ちがあふれ出す

どんなに遠く離れても あなたに届きますように
心に芽生えた孤独も
ぎりぎりの強がりにも 寄り添うよ

冷たい風に揺れる心
頼りない想い 持て余す
大げさな言葉にできないに愛に
怯える日もあるけれど

たとえば
お天気晴れた、とか
かわいい服を買った、 とか
おもしろい本読んだ、 とか
おいしいコーヒー飲んだ、 とか
小さすぎて忘れてた しあわせを積み重ねてく
あたりまえのやさしい日々を
あなたとなら きっと ここから
わけあってゆけるから。

冷たい風に揺れる心
頼りない想い 持て余す
大げさな言葉を捨てたわたしが
初めて築いた愛

たとえば
虹を見つけた、 とか
かわいい猫と出会った、 とか
おもしろいラジオ聞いた!とか
おいしいご飯を食べた、 とか
小さすぎて忘れてた しあわせを積み重ねてく
あたりまえのやさしい日々を
あなたとなら きっと ここから
わけあってゆけるから。

作詞:やなせなな
アルバム『春の雪』(2013年)収録
©Studio Tabby

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やなせなな 歌詞36「春の雪」

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