歌詞集
2025-02-19 09:00:00
賑わう街から人影が ひとつ ふたつと消える頃
名残惜しさを振り切るように
遠くの空がゆっくりと 朱色に染まってゆく
始発電車はもう間もなく このホームに着くみたい
「先に帰るよ」って君は 見たこともないような笑顔で
改札口まで見送って またね と軽く手を振った
約束なんてしなくても 必ず すぐに会えるから
千鳥足 夢の中 並んで歩く ふたつの影
重なっては また離れ ここはまだ夜のしじま
下手くそな鼻歌のメドレーは古い歌ばかり
ずいぶん時は流れたものですね
ああ いつまでも いつまでも
ここで こうして いたいな
出発の合図が聞こえる 眠い目をこすりながら
どちらからともなく繋いだ その手はとても冷たくて せつない
賑わう街から人影が ひとつ ふたつと消える頃
名残惜しさを振り切るように
遠くの空がゆっくりと 朱色に染まってゆく
憧れて 夢の中 並んで奏でる ふたつの音
重なっては すぐ消えて ここもまだ旅の途中
刻まれた足跡のメロディは全部あなた
ずいぶん愛を感じたものですね
ああ いつまでも いつまでも
いつまでも いつまでも いつまでも
ここで こうして いたいな
痛いよ
賑わう街から僕たちが ひとり ふたりと消えた頃
名残惜しさを包み込むように
遠くの空がゆっくりと 朱色に染まってゆく
始発電車はもう間もなく このホームに着くみたい
「先に帰るよ」って君は 見たこともないような笑顔で
改札口まで見送って またね と軽く手を振った
約束なんていらないよ 必ず 見つけ出せるから
またね
またね
またね
作詞:やなせなな
配信シングル『暁-akatsuki-』(2025年)収録
©Studio Tabby