歌詞集
見上げれば どこまでも 青空
光は なないろ きらきら
ルルルルル ルルルルル
あたらしい いちにちがはじまるよ
なにかいいことあったらいいな
目覚まし時計が 鳴る前に
キッチンに立つ お母さん
寝ぼけまなこを こすりながら
お弁当 作るよ
朝が来るのも 待ち遠しい
恋に恋する あの子
彼を見つけた 通学路
おはよう も 言えずに
誰も気づかない この想い
いつか 伝えられますように
見上げれば どこまでも 青空
光は なないろ きらきら
ルルルルル ルルルルル
あたらしい いちにちがはじまるよ
なにかいいことあったらいいな
朝のホームの 人波に
のみこまれそうな 僕
手のひらからこぼれおちた
夢よ サヨナラ
コーヒーいっぱい
心を込めてお待ちしてます
お空の君に見えるかな
― がんばるからね
誰かのために できることを
きっと 見つけられますように
ベッドに眠るぼくを見ると
涙ぽろぽろ おかあちゃん
だいじょうぶ ぼくはほんとに
痛いときしか 泣かない
この世でいちばん だいすきな
おかあちゃん ずっと 笑ってね
振り向けば どこまでも 青空
君は なないろ きらきら
ルルルルル ルルルルル
記念日は もうはじまっているみたい
きっといいことあるでしょう
ルルルル ルルルル
あたらしい いちにちがはじまるよ
なにかいいことあったらいいな
君に
いいことあったらいいな
作詞:やなせなな
アルバム『夜が明けるよ』(2016年)収録
©Studio Tabby
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ひとりぼっちのランチタイム あなたのことを思う
“今どこで何をしてるの?”
伝えたい気持ちがあふれ出す
どんなに遠く離れても あなたに届きますように
心に芽生えた孤独も
ぎりぎりの強がりにも 寄り添うよ
冷たい風に揺れる心
頼りない想い 持て余す
大げさな言葉にできないに愛に
怯える日もあるけれど
たとえば
お天気晴れた、とか
かわいい服を買った、 とか
おもしろい本読んだ、 とか
おいしいコーヒー飲んだ、 とか
小さすぎて忘れてた しあわせを積み重ねてく
あたりまえのやさしい日々を
あなたとなら きっと ここから
わけあってゆけるから。
冷たい風に揺れる心
頼りない想い 持て余す
大げさな言葉を捨てたわたしが
初めて築いた愛
たとえば
虹を見つけた、 とか
かわいい猫と出会った、 とか
おもしろいラジオ聞いた!とか
おいしいご飯を食べた、 とか
小さすぎて忘れてた しあわせを積み重ねてく
あたりまえのやさしい日々を
あなたとなら きっと ここから
わけあってゆけるから。
作詞:やなせなな
アルバム『春の雪』(2013年)収録
©Studio Tabby
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桜の花が咲く この空の下にも
やがて風吹けば 涙のように散る
そして私は想う
幼いあなたを
ほんとうの空の下で 抱きしめたいと
夕陽が振り向く この空の果てで
やがて遠い景色 眠りて夢訪ね
そして私は想う
友だち あなたを
ほんとうの空の下で 手を繋ぎたいと
枯葉が舞い落ちる この空をあきらめ
やがて踏まれても 明日の命支え
そして私は想う
老いたるあなたを
ほんとうの空の下で 見守りたかったと
雪が降り積もる この空を忘れず
かすかな希望の芽 やさしく包むよう
そして私は想う
まだ見ぬあなたを
ほんとうの空の下で 巡り合いたいと
季節巡り歌は この空をなぐさめ
「未来」という文字を「信じる」と歌ってる
そして私は想う
すべての命を
ほんとうの空の下で 讃え育みたいと
ほんとうの空の下で 讃え育みたいと
シングル『まけないタオル』(2011年)、アルバム『春の雪』(2013年)収録
©作詞:早坂文明、Studio Tabby
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ひとつの文字が その始まり
母なる海に 「命」と書けば
繰り返す波のごとくに
喜び悲しみ 打ち寄せて
立ち尽くす故郷に 涙がにじむ
いつかは文字に 願いを込め
生きる標を掲げたいと
ひとつの言葉が その始まり
父なる山に 「力」と書けば
荒れ狂う風が 襲うとも
恨まず憎まず 背を向けず
報われぬ故郷に こぶしを突く
いつかは言葉に ぬくもり添え
立ち向かうその日を君と共に
ひとつの心が その始まり
遥かな空に まけない広さ
湧き上がる雲を従えて
祭りの賑わい 光る汗
よみがえる故郷に 笑顔が躍る
ひとつの心が その始まり
心をひとつに 命をつなぐ
シングル『まけないタオル』(2011年)、アルバム『春の雪』(2013年)収録
©作詞:早坂文明、Studio Tabby